試合当日の失敗
スポーツ教室の話です。
ある大きい大会当日のウォーミングアップ中、私が担当していた小学生の生徒達がお祭り気分になっていたため、気を引き締めようと考え、叱責しました。
ちょっとキツい言い方をしたところ、泣かせてしまったことがあります。
その後、試合までには生徒は落ち着き、試合には影響が出なかったのですが、肝を冷やしました。
気持ちの締め方はとても難しいと改めて感じた出来事でした。
★今日の一言
気持ちの管理って難しいなぁ。
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学校について
日本の学校制度について、個人的に思うことを書いてみます。
私は日本の学校制度は、変えていかなければいけないのではないかと考えています。
理由は、色々ありますが特に気になっているのは下記の3点です。
①1クラス30人程度の生徒に対し、担任が1〜2人の先生でちゃんとケアが出来るのかということ
先生に対し生徒が多すぎる上に、生徒の得意な科目不得意な科目に対応するのは先生の負担がとても大きいからです。
②クラス単位での授業で才能が伸ばせるのかということ
先に挙げた①にも通じるのですが、クラス内の学力にバラつきがあるため、中間層向けの授業になりがちになってしまうからです。
天才が育たない環境だと考えます。
③PTA(Parent,Teacher,Asosieisyon)の関係性
力関係が歪になっているためです。
本来の関係は、
◆P=T=A
なのに対して、現在の関係は、
◇P>A>T
となっているのではないでしょうか?
日本の教育高いと考えていますが、平均的な学力を身につける事はできても天才が出にくいのではないかとも考えています。
これから日本人が世界で活躍するためにも、得意分野は更に、苦手分野は底上げをすることが出来る天使を育てる教育方法の確立が必要だと考えています。
そのためには、クラスごとの授業に拘る必要はないのではないでしょうか。
クラスと授業は学力レベル別で指導できる仕組みで授業をしないと学力レベルの向上は難しいです。
これは差別ではなく個性を伸ばす指導だと考えます。
あくまで個人的な私見です。
★今日の一言
世界一ってかっこいいよねぇ。
考える力
スポーツ教室の話です。
素直な生徒は上達が早いです。
しかしながら、素直なだけでは指示待ちになりやすく上達が頭打ちになる場合があります。
そうならないために私は指導中に簡単な指示を出し、自分で考えて練習する時間を取るようにしています。
そうすると、考えて練習する生徒、何も考えないで通常の反復練習をする生徒、練習するふりをする生徒、何をしたらいいのかわからず動けなくなる生徒など様々です。
それぞれの生徒にアドバイスをしながら、それぞれの生徒に適した指導方法を模索する日々です。
練習後には、それぞれの生徒に今日のよかったところ、もうちょっと頑張ってほしいところを簡単に伝えるようにしています。
自分で考えて必要な練習がなにか気がつくことが出来るようになることを信じて、いつか芽が出てくれるであろうと愉しみにしながら日々指導しています。
★今日の一言
頭を使うのは大変なんだよね。
はっとしたこと
学生時代の話です。
部活の先輩に言われて、はっと目が覚めたことがあります。
ある日の朝練で挨拶をした際、眠いのとやる気が出ない気分だったせいか、暗い声でボソボソっと挨拶をしてしまいました。
そのとき、先輩から『挨拶は明るく元気にしようね。されたら気持ちがいい挨拶をしたほうがいいよ』と
こう言われて、ハッとしました。
確かに朝から暗い声でボソボソと挨拶されたら相手が嫌な気分になるかもしれないと気づかせてくれた先輩に感謝です。
★今日の一言
明るく元気な挨拶はいいねぇ
保護者との距離感
スポーツ教室の話です。
スポーツ教室を運営していく中で保護者に協力していただく場合があります。
保護者に協力をお願いする際には、注意しなければいけないことがあります。
それは、特定の保護者に集中して頼まないことです。
積極的に手伝ってくれる保護者の存在は、指導者にとってとても助かる反面、保護者の勘違いを起こす恐れがあるためです。
極端な例ではありますが、勘違いした保護者は指導者の代弁者のように振る舞うことがあり、そういう態度は、もっぱら指導者がいない場所で披露されています。
そうなってしまうと、勝手に練習会を企画したり、勝手な保護者間のルールを作ったりして自分に都合の良い体制を作られてしまい、次第に指導者を下に見るようになっていくことがあります。
こうなると教室運営に悪い影響が出てくるのです。
最もひどい場合、教室の乗っ取りをしようとした保護者がいました。
若手指導者を取り込んで自分が教室運営者に成り代わろうということのようでした。
こんな状況になるとスポーツ教室の運営を正常化するためには、大変な労力がかかります。
実際に私の教室では一度解散して、1からやり直しました。
保護者はとても熱心なので、生徒も試合などで、それなりの成績をのこします。
そうなると保護者は自分の子供は特別だと勘違いし、指導者が自分の子供を特別扱いしないことに不満を持つようになります。
このような状況にならないように教室運営は保護者に頼りすぎないことが大切です。
★今日の一言
甘い言葉には裏があるもんだねぇ
職場の話(報連相)
仕事の話です。
仕事をしていく中で報連相の大切さを改めて感じたことを書きます。
他部署からの依頼で社内の備品6個を修理する仕事を請け負ったのですが、終わってから修理対象が違うと言われてしまったのです。
しかしながら、毎回備品管理担当者に声をかけて、担当部署の人が修理対象の備品を用意してくれていたため、どうして間違いが起こったのかがわかりませんでした。
よくよく話を聞いていくと
①備品の担当者と現場で備品を用意してくれた人のコミニュケーション不足
②備品管理の方法が曖昧
③私の確認不足
という3つの原因があることがわかりました。
自分の反省として、確認行為の甘さを心に刻みます。
★今日の一言
あれ、これという抽象的な表現を信じちゃダメだなぁ。
生徒の為は、本当に生徒の為になる?①
スポーツ指導の話です。
生徒のご家庭に金銭的な負担をかけないようにと、月謝を相場より安価に設定した時期があります。
それにより起こったトラブルについて書いていきます。
月謝が安いからちゃんとした指導をしない。
指導者が素人だというウワサを流す保護者がいた。
これは当時、私の所属しているスポーツ教室は全国大会の常連だったのですが、ウワサを流していた生徒は不真面目でレギュラーになれなかったことから、保護者がそのような行動をしていたと思われます。
その生徒は、結局やめて別の教室に移り、保護者はやっぱり問題を起こしたという話でした。
★今日の一言
スポーツ教室は保護者の教育も大切だなぁ。